お知らせ

専攻科 物質工学コースの学生がベルリンで開催された国際会議で受賞しました

専攻科 複合工学専攻 物質工学コース1年生の 佐藤悠斗さんが、2023年9月17日~21日にドイツのベルリンで開催された国際会議 14th European Congress of Chemical Engineering and 7th European Congress of Applied Biotechnology (第14回欧州化学工学会議、第7回欧州応用バイオテクノロジー会議 合同大会)にてPoster Award “Biotechnology an d Life Science”に表彰されました。

 

発表題目:Optimization of edible nanoparticles based on biopolymer immobilizing rifampicin forsuitable drug delivery carrier

発表者:Yuto Sato, Keita Kashima

研究内容:海藻由来の可食性ポリマーであるアルギン酸を基材として、結核治療薬であるリファンピシンを固定化させたナノ粒子の調製に成功した。得られたナノ粒子を用いて薬剤溶出試験を実施し、人工 胃液中でリファンピシンの溶出を抑制するとともに、人工腸液中でリファンピシンが顕著に溶出することを明らかにした。本研究で見出したナノ粒子は、pH応答性のドラッグデリバリー担体として応用が期待できる。

 

本受賞は、同学会で世界各国の研究者・大学院生が発表した約400件のポスター発表から僅か3件が選ばれた賞のうちの1件でした。

佐藤さん、おめでとうございます!

 
ECCE&ECAB2023 in Berlin Germany発表会場


受賞した佐藤さん(左)と加島准教授(右)

2023年10月11日